ドラゴンボールのルーツ(騎竜少年・トンプー大冒険)を読んでみて

こんにちは。鳥山明先生の漫画を少しばかり深読みしていこうと思います。芸術作品って大体触れてはいけないものを間接的に触れて, それを見る側が解釈して楽しむみたいなところってあると思うんですよ。鳥山明先生の漫画もそうできてるというのが私の見解です。

週刊少年ジャンプ特別編集12月1日号

読んでみたのはこの本に載っている, 騎竜少年とトンプー大冒険

騎竜少年とトンプー大冒険を読んでみて

結論から申し上げると, 騎竜少年もトンプー大冒険も主人公の男の子は人間ではないということですね。また登場するキャラクターも人間と人間以外に区別できます。これは地球上には人間と人間ではないものが存在しているという具合に解釈できます。鳥山明先生もそのことを感じとっていたのではないでしょうか。鳥山明先生の漫画を全部読んだわけではありませんが, 主人公が人間ではなくいい意味で化け物ですごい人物が多く, 主人公にあう形で, 化け物級にすごい敵を登場させてくるものが多い気がしています。それが王道と言われればそれまでなんですけどね(汗)。アラレちゃんやがっちゃん, サイヤ人なんかもそうですよね。やはり, 人間ではない何かが存在していることを示唆していると言えますね。それが何かは, 皆さんの想像にお任せするとして, 鳥山明先生の漫画には, 地球上には人間と人間以外が共存しているんだというメッセージが込められているんだと思いますね。

騎竜少年やトンプー大冒険なんかを読んでると, アラレちゃんの路線を思いっきり踏んでいて, 鳥山明先生はもしかして, アラレちゃん系のドラゴンボールを模索していたのではないかと考えてしまいました。三蔵法師(西遊記)のように天竺へ行く道のりで, ドラゴンボールを集めていって, ゴールと同時に何か願いが叶うみたいなやわらかい感じの漫画を描きたかったのではないでしょうか。なんかそんな感じがこの本を通して読み取れました。

鳥山明先生へ

鳥山明先生へ
ドラゴンボールなどの受ける映画だけでなく, また気が向いたら漫画描いてください。この本に書いてあったような5ページの連載でもいいですが, 負担なら3ページでも4コマ漫画でも。もちろん読みきりでも, とにかく先生がペンを持つことを楽しみにしております。
それでは。

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